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今日は短冊形に切った土を使った箸置きの作り方をご紹介します。
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箸置きも好き勝手に作るとギフトボックスに入らず役に立たない(売れない)という事が最近になってやっと分かったので、場所を取らない短冊形の箸置きを作ってみることにしました。

これなら5個セットでコンパクトにまとまる!


まずはタタラを短冊形に切ります。
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半磁器で作ったので、結構扱いづらいです…。


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手拭いを使うと上手に形が整います。

手拭いで包んだ上から、指で角を軽く撫でます。


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そしてここが最大のポイントなのですが、ねじる時にも手拭いに包んだまま作業します。

こうする事で土が空気に触れないので、変形時に切れない。

陶芸経験者ならご存知と思いますが、タタラを変形させる時に、そのまま手で持ってやるとブツブツ切れてしまうんです。
マグカップの持ち手とか、曲げた拍子に切れてしまう!という方は是非お試しください。


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きなこ棒のようなステキな形が出来上がりました。

乾燥や焼成での変形を考慮して、少しきつめに巻いています。

このままゆっくり乾燥。
もっと固くなったら底の処理をします。

by tabibitonoki_i44 | 2019-04-13 13:17 | 技法 | Comments(0)

釉薬の掛け方②


釉薬の掛け方①

今回は釉バサミを使った釉薬の掛け方を。
釉バサミはどんな形の作品にでも使える、というものではありません。

まずあまり大きい作品には向きません。
立体的な『たちもの』といわれる作品にも向きません。

釉バサミを使って綺麗に釉薬を掛けられる物は、うちの釉薬のバケツの大きさだと『直径20センチ以内の皿』くらいでしょう。

こんな風にしっかりと挟んで、
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バケツの真ん中くらいまでしっかりと作品を沈めます。
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大きい作品はこの『バケツの中までしっかり沈める』ことが出来ないので、釉バサミを使った施釉に向かないのです。

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外す時にハサミで傷付けてしまわないように気をつけましょう。

指跡も付かないので、施釉後の作業が楽ですね^ ^


by tabibitonoki_i44 | 2019-03-29 17:04 | 技法 | Comments(0)

釉薬の掛け方①

釉薬の濃度については釉薬の話に記しました。
今回は釉薬の『掛け方』について。

昨日『箱入り雛』を釉掛けしたので、その写真を見ながら解説していきます。



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まずは箱の釉掛け。
箱には足がありますので、そこに指を引っ掛けます。

このように高台や足がある場合には上手く利用します。足や高台だけ持って施釉出来れば、それが一番良いでしょう。
作品の口や側面には極力触れないように持ち方を工夫します。(ポイント1)


釉薬の中に入れます。
バケツの上澄みではなく、しっかりと全体が浸るくらいの位置まで作品を沈めます。
入れている時間は3秒。
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1、2、
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3、で出します。
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乾くまで逆さまにして待機。(ポイント2)
バケツから出してもすぐには起こさないで下さい。口に付いている釉薬が下に流れて口元が裸になってしまいます。


作品に触れないように板に置きます。
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指跡をフォローします。
写真のように、作品に直接触れないように釉薬の雫をゆっくりと乗せます。(ポイント3)
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指で直接触れると釉薬が口に乗らずに下に流れてしまいます。

指を立てて、釉薬の雫を垂らすようにそーっと載せます。

足のあるものの施釉はこんな感じです。

他にも細かい注意点やポイントはいろいろあるのですが、会員さんには実際の作業をやりながら伝えています。(釉薬から引き上げた時の動きとか、細かいニュアンスを文章にするのは難しいので割愛)

ブログでは大きなポイントだけ3点入れました。
慣れてくると釉掛けのやり方も適当になってきますので、これを見てもう一度基本を大切に作業してみて下さい。
仕上がりの印象が変わるかも^ ^


次回は釉バサミを使った施釉を解説します。


by tabibitonoki_i44 | 2019-03-28 08:33 | 技法 | Comments(0)

釉薬の話。

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5月の【器と季節料理を楽しむ会】で使う焼物皿に絵付けをしました。

2枚作ったうちの一枚は釉薬が重過ぎて本焼きで歪んでしまったので、今回は弁柄と呉須で柳を描いて石灰をサラリと掛けました。

釉薬が厚かったり、釉薬の濃さにムラがあると本焼きで歪みが出やすいので皆さんもご注意下さい(-_-)

↓私的な好みですが、ご参考までに。
◆薄く掛けた方が品良く仕上がる釉薬
・石灰
・ワラ白(絵付けがある場合)
・白マット
・黒マット
・黄瀬戸
・空色

◆しっかり掛けた方が発色が良い釉薬
・黒天目
・織部

チタンは濃淡で焼き上がりの印象がだいぶ違いますので。まぁ、かける人の好みですね^ ^

釉薬については会員の皆さんも難しいと感じておられるようなので、いずれこのブログでも掛け方や濃度などご紹介していこうと思います。



by tabibitonoki_i44 | 2019-03-25 08:30 | 技法 | Comments(0)